sappalenia’s blog

無責任な戯言です

雨の音を聞きます

今週のお題「雨の日の楽しみ方」

 

(遅れちゃったけど記念に。)

 

表題の通り、雨の音を聞きます。

具体的には、地面に跳ねてる雨滴の音、雨どいを伝うもしくはその口より流れ出る雨水の流れを聞きます。

傘を差すならば、傘を弾く雨の音を聞きます。開けた場所ならバリバリ傘が鳴ります。街路樹の下を通れば、葉に溜まった雨水がまた滴となって再度落ちる音を傘越しに聞きます。ドッドッって感じの音が鳴ります。

 

もしくは、雨が降り始める前に外へ開いた状態の傘をいくつか出しておき、それら傘で雨の落ちてこない空間を作ります。(ドームを作る感じです。)そして、雨がすっかり降る頃には、その中は雨の入ってこない特別な空間に変わります。周りからは雨の音が聞こえ、傘の下で喋る声は反響します。外では雨がすっかり降る中、ここだけは安全地帯です。とても楽しいです。

 

また、歩道を歩く際は車が路肩の水たまりをはね上げる場合があります。これを予測して車がこちらを通り過ぎる瞬間、差している傘を車道へ向けます。すると、その車が巻き上げてきた水ハネを防御する事ができます。とても楽しいです。

 

時間がある場合は、雨宿りと称して公園などの屋根下のベンチに座るのも良いでしょう。雨音にも色々あります。屋根、アスファルト、草地、樹木など当たる物質に対する水音の違い。それから雨水が滴の状態か集合して水流の状態かという、雨水そのものの有りよう。この示した組み合わせだけでも8種の音があります。これらを聴くのに、雨宿りはうってつけなのです。感覚を研ぎ澄まし、周りの環境に思いを馳せる。感覚を研ぎ澄ませ、あれは何の音だ、これは何の音だと思いを巡らせる内に、心は日々とは離れた場所にいることでしょう。日々の喧騒を一度忘れると、良き癒しともなると思われます。公園のベンチもたまには使いたいものです。