単語いくつかの読み方
ふと調べたので、記しておく。
須らく(すべからく)
当然のこととして〜 、という意味合いの副詞。動詞の「す」に推量の助動詞「べし」が付いた語「すべし」のク語法から来ているそう。
間違い易い言葉で有名らしいです。さらには、この語を用いる場合は文の末尾に「べし」を入れるのが通例となっているらしい。
須らく〜べし。
このようなかんじ。
ク語法
用言の語尾に「く」を付けて、「〜すること/もの/ところ」という意味合いを持たせた名詞を作る語法、だそう。
願ふ → 願はく
思う → 思わく → → 思惑(惑は当て字で熟語ではない)
思惑(おもわく/しわく)
呼び方で意味が変わる。
・おもわく
思わくから来ている。その原義はク語法より、思うこと、思うことには、などの意味合い。現在では、
-予めの意図や考え、見込み
-自分に対する世間や他人のの評判
などの意味として使われることが多いと思われる。他には、
-相場の変動を予想すること。また、それによる売買
-人におもいをかけること、恋心
-思いをかけた人、恋人、情人(じょうじん)
これらの意味があるらしい。(goo辞書より)
・しわく
仏教用語。おおよそ煩悩のことらしい。
(コトバンクより)
仏教用語関連でいくと、求道者も思惑と似ている。
求道者(きゅうどうしゃ/ぐどうしゃ)
どちらの読みでも、道を究める人のことを指す。
・きゅうどうしゃ
真理を究める者。
・ぐどうしゃ
(仏教の修行者としての)道を究める者。
とりあえずは、仏教の場合ではぐどうしゃと言うくらいの認識で問題なさそう。
全然知らなかった……