2021-01-05 露光 見通したかったが為のアーク灯、 闇夜を掻き消して。 束の間の営為を許して、 長い時間を繋いで。 薄靄の、枕木の傍を這う、 シダ・コケの肌寒さを いつまでも孤城から 俯瞰している。