sappalenia’s blog

無責任な戯言です

今日見た夢

 甲殻機動隊の映画のような夢を見た。凄い印象的な夢だったので記録しておく。以下は夢の内容。

 

 草薙少佐とトグサがジャミング空間のような灰色の空間の中におり、そこでは互いの視覚情報を共有できなくなっていた。草薙少佐はなぜ視覚を共有できなくなったのか分からず困惑し、目を見開く映像が顔のアップで映される。白目の面積が増え、青黒い瞳孔が小さくなったようだった。トグサについても同じような映像が映される。念話はできるようであり、少佐とトグサがなぜだなぜだと言って焦りを感じさせる。やがて少佐が敵の仕業で視覚共有能力を奪われたことに気づき、激昂と共に叫んだ。

 カットが切り替わり、敵が映される。敵は2人いてひとりは指示役、もうひとりは実行役といった雰囲気。指示役の姿は見えず声だけが聞こえくる。実行役は灰色のアノニマスの仮面もしくはコナンの迷宮の十字路で犯人がつけてたお面を灰色にしたような仮面をつけており、目を釣り上げて笑ったような表情をした面だった。実行役は灰色のバベルの塔のような空間の外にいるのでジャミング空間を作ったのはこいつであり、少佐たちは閉じ込められたことが分かる。

 カットが切り替わった。街の青暗い路地裏のような所に少し開いた四角の空間があり、そこに少佐が天を仰ぎ見て倒れている。肌の色はほとんど白に近い小麦色で、青暗い地面に浮き出ているように映る。ジャミング空間は意識の牢獄で本体はこちらだと分かる。全裸の少佐が目を見開いて静止している。次の瞬間、四肢の先がサイコロの展開図のように平べったく広がって潰れた。赤い飛沫が地面にこびりつく。潰れた肉の面が体の中心に向かって蛇腹のように引き寄せられ次の瞬間また潰れる。そうやって潰れて花開いてが四肢から顔に向かって連続し、最後、目を見開いたまま少佐の顔が潰れて雨の降る地面の上に血の痕だけが残った。