よりもい11話視聴

　しらせが熱かった。熱いんだがなんとなくやりたいことやってる感を感じてしまう。スカッとジャパンを思い出した。いわば現実の延長的ファンタジー、こうだったらいいという一歩先の現実。

　やたらと感情撒き散らす場面が多いが、それは十代を考えれば当然とも思うが、なんかすごい考えや論理からくる見せ場であるならおおすごいなあと思うがやたらと南極行ったから私たち幸せです感を発揮してる印象を受け、自身の感情を気兼ねなく吐き出すところを肝としているので、これを是とするのはあまりプライドが許したくない部分はある。これを受容すると私が抑圧されていて、10代の生活に未練たらたらだったみたいな気分がしてくるのでそんな夢想するような御伽噺をこの歳で希求するのは差し控えたいと思う。私の人生は私なりにあれで妥当で十分だったので、必要以上に華美な装飾で艶なるmyth? は私には誘惑でしかありませんという感じ。これが私の持つこの作品へのアンビバレントな感情なのだと思う。余剰な印象と一方それを更なる有価値として求める心の狭間という感じ。私はやはり理想的には、終極的にはこの作品は受容できない或いはしたくない。